↑Appleサイトより借用 |
2011年7月にリリースされたMac OS 10.7(Lion)、僕も同時リリースされたiCloud(のフォトストリーム)を試してみたくて、料金がAppStore上でたった2600円ということもあり、リリース後すぐに入手、インストールしてみました。
実際使ってみると、iCloudの同期性はもちろん、iOSライクなトラックパッド操作(トラックパッドだけでさくさく操作ができる!)やMailアプリのスレッド形式表示(関連のあるメールが一つにまとめられるので受信トレイが非常にスッキリ!)など、「さすがやな」と思わされる改善点が多々あり、すっかりLion支持者になっていました。
しかし、光あるところに陰あり。Lionインストール以降、いくつかの不具合に悩まされるようになりました。例えば:
- ソフトのハングアップ。以前はかりにソフトがハングしても、「command + option + esc」でタスクマネージャを起動し、そのソフトだけを強制終了すればよかった。しかし、Lionでは一つのソフトがハングすると連鎖的に他のソフトもハングし、しまいにはシステム全体がハング→強制シャットダウンということがかなり頻繁にありました。
- 全体的に動きがモッサリ。特にTimeMachineが稼働している時は相当重々しさを覚えました。Snow Leopardではそこまでではなかったのに。
- 極めつけは突然のシャットダウン。直接的な原因は特定できず。CPUやメモリに負荷がかかった時やExposeを使った時に落ちることが多い印象。
色々な作業をしている中で突然「キュイーン」と落ちられると、何だかとても哀しい気持ちになります。途中からはそれにも慣れてきてしまったのですが、そんな自分が哀しくもあります。
そんなこんなで約半年やり過ごしてきたわけですが、さすがにこれはどげんかせんといかんと思いました。で、考えたのがOSの修復インストール。AppStoreで購入したソフトは購入後何度でもインストールし直せるという事実を最近知ったので、Lionもまた上書きインストールしようと思い、念のためネットで同様の事例を検索したところ、Appleのサポートページに復元方法が載っていました。
起動時に「command + R」を押し続けると復元用パーティション(?)から起動して復元モードに入るのですね。で、インストールしてみたところ、1時間もかからずにできました。動きは今のところ普通。その後の経過については本ページにて追ってご報告します。
ちなみに、Lionの動作改善については以下のような方法も見つけました。これも試してみます。
追記:再インストールから5日ほど経ちましたが、一度だけフリーズしたものの、何となくいい感じです。その唯一のフリーズ時はやはりTimeMachineのバックアップ中だったので、思い切って常時バックアップを「切」にして、マシン負荷の少ない時に手動バックアップ取ることにしました。もしかするとこれが一番いい影響をもたらしているのかもしれません。(苦笑)